ZAG for Excel
セキュリティと
安全管理措置
お預かりする商品資料は、多くの場合、発表前の型番・仕様・価格を含みます。本書は、そのデータがどこに置かれ、誰が触れられ、いつ消えるのかを具体的に記載したものです。記載内容はプライバシーポリシーの一部を構成します。
1要約
| データ所在地 | Microsoft Azure 東日本リージョン(Japan East) |
|---|---|
| AI 基盤 | Azure OpenAI Service(同一リージョン) |
| 学習への利用 | なし。当社・Microsoft いずれもお客様データを基盤モデルの学習に利用しません |
| 第三者提供 | なし。販売・共有ともに行いません |
| 通信の暗号化 | すべて HTTPS。暗号化されていない接続先からの起動は拒否 |
| 記入結果の保持 | サーバーのメモリ上のみ。完了から 30 分で自動消去 |
| アクセス解析 | お客様向けの環境では不使用。トラッカー・外部フォント・外部 CDN のいずれも不使用 |
| テナント分離 | アカウント単位。ご契約企業ごとに独立した環境をご用意 |
2構成とデータの流れ
本サービスは、Excel の作業ウィンドウ内で動作するアドインと、当社が Azure 上で運用するサーバーで構成されます。データの経路に、当社と Microsoft 以外の事業者は含まれません。
| 構成要素 | 役割 | 所在 |
|---|---|---|
| アドイン | Excel 内の画面。ワークブックの読み書きと、サーバーへの要求を担います。 | お客様の端末 |
| アプリケーション サーバー | 認証、ファイル保管、テンプレート設定、記入ジョブの実行、モデルへの中継。 | Azure Container Apps (東日本) |
| 抽出サーバー | アップロードされた資料からの商品情報の抽出。アドインからは直接通信できません。 | Azure Container Apps (東日本) |
| モデル | 抽出および記入時の判断。 | Azure OpenAI Service (東日本) |
| ストレージ | アップロードされた資料、テンプレート設定、運用記録。 | Azure Blob Storage (東日本) |
ワークブックのファイルそのものがアップロードされることはありません。機能の実行に必要なセルの範囲のみが送信されます。
3保存されるもの、されないもの
| データ | 保存場所 | 保存期間 |
|---|---|---|
| チャット履歴・設定 | お客様の端末のブラウザ内のみ | お客様が削除するまで(サーバーには送信されません) |
| チャットの送受信内容 | 保存しません | モデルへの中継は行いますが、当社サーバーは要求・応答の本文を記録しません |
| アップロードされた資料 | Blob Storage(アカウント単位に分離) | お客様が削除するまで |
| 記入結果(セル値) | サーバーのメモリ上のみ | 完了から 30 分で自動消去。ディスクには書き込みません |
| 抽出結果 | サーバーのメモリ上のみ | 作成から 30 分で自動消去。抽出結果のキャッシュ機能は既定で無効です |
| 運用記録 | Blob Storage | 180 日で自動削除(ストレージのライフサイクル規則により強制) |
| メンバー情報 | Blob Storage | ご契約終了後、速やかに削除 |
運用記録に含まれるのは、処理状況、時刻、アカウント識別子、件数、例外の理由、操作ログ、およびモデル利用量のトークン数です。 記入結果のセル値は含まれません。また、例外の理由に値が引用されうる箇所は、保存時に自動的に伏せ字化しています。アップロードの記録に残るのはファイル名・サイズ・アカウントであり、ファイルの中身ではありません。
4アクセス制御
お客様側
- すべての要求にトークンによる認証を要求します。トークンにはアカウント識別子が埋め込まれ、署名により改ざんを検知します。
- ファイルおよびテンプレート設定へのアクセスは、トークンに紐づくアカウントの範囲に限定されます。他のアカウントの資料を一覧・取得・削除することはできません。
- トークンは利用者ごとに発行し、個別に失効させることができます。失効操作は運用画面から即時に反映されます。
- トークンはアドインの導入情報に埋め込まれる方式のため、導入ファイル(マニフェスト)は認証情報と同等の秘密情報として管理してください。万一の流出時は、当該トークンのみを失効させることで影響を限定できます。
当社側
- 運用チームの管理画面は、お客様向けの認証情報とは別個の認証で保護され、有効期限付きの署名済みセッションを用います。お客様のトークンで管理画面にアクセスすることはできません。
- 管理画面から確認できるのは、ジョブの実行状況、件数、例外の理由、アップロードされたファイル名、およびメンバー情報です。 アップロードされたファイルの中身、および記入結果のセル値を閲覧する機能はありません。
- Azure の資格情報(モデルの API キー、ストレージ接続文字列等)はサーバー側の秘密情報としてのみ保持し、ブラウザには渡しません。
- Azure リソースへの管理者権限は、運用に必要な最小限の担当者に限定しています。
5分離
- アップロードされた資料およびテンプレート設定は、ストレージ上でアカウント単位のパスに分離して保管されます。
- ご契約企業には、コンテナおよびストレージアカウントごと独立した環境をご用意します。環境間でお客様データが共有されることはありません。
- 環境の更新時に持ち込まれるのは、当社が作成したテンプレートパックのみです。お客様の資料、設定、運用記録が環境をまたいで移動することはありません。
- テンプレートパックは当社が作成した様式の定義であり、お客様の商品データを含みません。
6通信とアプリケーションの保護
- 通信はすべて HTTPS により暗号化されます。アドインは、暗号化されていない接続先からの起動を拒否します。
- Content-Security-Policy により、アドインからの通信先を当社のサービス提供元と Microsoft Office の実行環境に限定しています。第三者スクリプトは読み込まれません。Microsoft Office 自身の使用状況計測についても遮断しています。
- フォントを含むすべての資材を自社で配信しており、外部のフォントサービスや CDN への接続は発生しません。
- ファイルの保管はコンテンツのハッシュに基づく方式とし、パスの遡上を防ぐ検査を行っています。
- 資料の解析にあたりモデルが生成した処理コードは、時間およびメモリの上限を設けた分離プロセス内で実行します。当該分離はプロセス単位のものであり、マルチテナントを前提とした強固なサンドボックスではありません。そのため、この経路にはお客様が明示的に登録した資料のみを渡す設計としています。
7AI の取扱い
- 当社は、お客様データを AI モデルの学習・調整に利用しません。
- Microsoft が公表する Azure OpenAI Service のデータ取扱い条件により、お客様のプロンプトおよび応答が OpenAI または Microsoft の基盤モデルの学習に利用されることはありません。
- Microsoft の標準条件に基づき、不正利用の監視を目的として、プロンプトおよび応答がリソースと同一の地域内に最長 30 日間保管され、不正の疑いが検知された場合に限り、Microsoft の権限を有する担当者が確認することがあります。当社は、この保管を不要とする「Modified Abuse Monitoring」の適用申請を行う方針です。適用後は本項を改定します。
- ウェブ検索機能をご利用の場合、検索の問い合わせ文(通常は商品名・型番)が Azure OpenAI 経由で検索インデックスに送信されます。ワークブックの内容が送信されるものではありません。
8可用性と事業継続
- 本サービスは Azure のマネージドサービス上で稼働し、その基盤の可用性は Microsoft の SLA に依存します。
- 保守作業に伴う一時的な停止が生じる場合があります。影響が見込まれる場合は事前にご連絡します。
- アップロードされた資料およびテンプレート設定は Azure Blob Storage の冗長構成により保護されます。記入結果はメモリ上のみで保持する設計のため、障害時には再実行によって復旧します。
9インシデント対応と報告窓口
本サービスに関する脆弱性、不審な挙動、情報漏えいの疑いを発見された場合は、次の窓口までご連絡ください。内容を確認のうえ、影響範囲の特定と是正を行い、進捗をご報告します。
| 報告窓口 | yoichi@pioneerwork.co / rahul@pioneerwork.co |
|---|---|
| 初動 | 受領から 2 営業日以内に一次回答を行います。 |
| 法令に基づく報告 | 個人データの漏えい等が個人情報保護委員会規則に定める報告対象事態に該当する場合、同委員会への報告およびご本人への通知を法令の定める期限内に行います。 |
脆弱性をご報告いただく際は、実際のお客様データへのアクセス、サービスの停止を招く試験、および第三者への公表を行わないようご配慮ください。
10本書の維持
本書に記載したデータの流れに変更が生じる場合、当社は同じ変更のなかで本書およびプライバシーポリシーを改定する運用としています。とくに、抽出結果のキャッシュを有効化する場合、保存期間の規則を変更する場合、および新たな外部サービスをデータ経路に追加する場合が該当します。
以上